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徳川頼房(とくがわよりふさ)

生没 1603.8.10~61.7.29 江戸前期の大名。御三家の一つ水戸徳川家の祖。徳川家康の十一男。母は側室養珠院(お万の方)。1605年(慶長10)3歳で常陸国下妻10万石に封じられ,09年に同国水戸25万石の藩主となり,22年(元和8)3万石を加増されて28万石を領した。入国は19年で,この間付家老(つけがろう)の中山信吉らが藩政を行った。入国後は水戸城下町の建設,領内総検地の実施,鉱山開発など藩政の整備に努めた。26年(寛永3)従三位権中納言に叙任。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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