徳川家継(とくがわいえつぐ)
生没 1709.7.3~16.4.30 江戸幕府7代将軍(在職1713.4.2~16.4.30)。6代将軍家宣(いえのぶ)の四男。母は側室月光院(お喜世の方)。幼名鍋松丸。法号有章院。5歳で将軍職を継ぎ,幼少のため側用人間部詮房(まなべあきふさ)が実権を握る。新井白石の献策により,1714年(正徳4)正徳金銀の鋳造,15年正徳長崎新例による長崎貿易の制限など,前代の政治を継続した。霊元上皇の皇女八十宮(やそのみや)と婚約したが,治世3年で没した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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