徳川家達(とくがわいえさと)
生没 1863.7.11~1940.6.5 明治~昭和前期の政治家。徳川(田安)慶頼(よしより)の三男。幼名亀之助。徳川慶喜(よしのぶ)の養嗣子。1868年(明治元)静岡70万石をつぎ,版籍奉還後は静岡藩知事。77年イギリス留学,84年公爵,1903年以来貴族院議長5回。第1次山本内閣の辞職で後継首班に推されたが固辞。ワシントン会議では全権委員を務め,日本赤十字社社長,済生会・協調会の会長など多彩な活躍をした。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう