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藤堂高虎(とうどうたかとら)

生没 1556~1630.10.5 織豊期~江戸初期の武将・大名。伊勢国津藩主。はじめ浅井長政に属し,のち豊臣秀長・同秀吉に仕えた。関ケ原の戦では東軍に属し,その戦功により伊予国今治20万石に封じられた。1606年(慶長11)和泉守に叙任。08年津に転封し,伊賀・伊勢両国を領有。大坂夏の陣で,真田幸村のため危機に陥った徳川家康を救った功で,17年(元和3)には32万3950石を領した。幕府の信任が厚く,評定の席にもたびたび列した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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