1926年(昭和元)アメリカから帰国した明石順三が,神田繁太郎の協力により,ワッチタワー(エホバの証人)の日本支部として結成,大阪で伝道を開始。その後,東京荻窪に本拠をおく。三位一体説を否定し,神の絶対性を説いた。アメリカ本部出版の図書の翻訳を配布,28年月刊「黄金時代」(「なぐさめ」)を創刊。33年治安維持法の国体変革の罪に問われ第1次検挙,39年兵役拒否で第2次検挙をうけて消滅した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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