大仏の台座仰蓮の各蓮弁には,上段の釈迦説法図,中段の縦25段の天界,下段の須弥山(しゅみせん)世界を内包する7蓮弁の3段からなる蓮華蔵世界図が線刻される。大仏建立の思想を知るうえで,また天平絵画の遺品として貴重である。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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