重源(ちょうげん)の指導のもとに復興造営された東大寺南大門の二王(におう)。運慶・快慶・定覚・湛慶(たんけい)の慶派一門が,1203年(建仁3)にわずか70日足らずで造立。鎌倉初期の活力に満ちた造仏界を象徴する巨像といえる。高さ阿(あ)形836.3cm,吽(うん)形842.3cm。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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