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東勝寺(とうしょうじ)

神奈川県鎌倉市小町にあった臨済宗の寺。青竜山と号す。開基は北条泰時,開山は退耕行勇(たいこうぎょうゆう)。1333年(元弘3)5月の鎌倉幕府滅亡の際,北条高時以下の一族が籠って自害したことで有名。1227年(安貞元)から16世紀末まで存続。1386年(至徳3・元中3)に関東十刹の第3位となる。1323年(元亨3)の北条貞時十三年忌法要にはこの寺の僧53人が参列し,人数では参加した諸寺のなかで10番目であった。寺跡は国史跡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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