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童子教(どうじきょう)

鎌倉時代以降広く用いられた道徳教科書。撰者・成立ともに不詳。仏教的信仰とともに,日常生活の行儀作法・格言などを5字1句で記し,330句からなる。1377年(永和3・天授3)書写本が現存する最古のもの。近世に単独または「実語教」と合刻され流布した。「童子教注抄」など中世に数種の注釈書がある。「続群書類従」「日本教科書大系」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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