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当色(とうじき)

位色(いしき)とも。古来,朝廷で位階などの身分に応じて着用が定められた衣服の色。平安以降は材質や文様も含む。衣服令では天皇の白,皇太子の黄丹(おうだん)その他18色を規定し,みずからの位階に対応する当色以下の使用のみを許すとしている。こうした広義の当色とは別に,狭義には特定の儀式行事に際し,役割に応じて着用する服の色を当色という。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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