中国東北部の山海関以東の地に対する清代~中華民国時代初めの呼称。清は発祥の地満州に盛京(奉天)・吉林・黒竜江の三将軍をおいて統治し,東三省とよんだ。名称は中華民国成立後も残り,軍閥政権時代には張作霖が東三省の独立を宣言した。日本の傀儡(かいらい)政権だった満州国は,東三省を中心に内蒙古(ないもうこ)自治区の一部を加えたもの。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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