東京大学医学部の前身。1868年(明治元)江戸幕府の医学所が新政府に継承されて医学校となり,大学東校,東校,第1大学区医学校へと改編・改称,74年東京医学校と改称された。予科2年・本科5年で医学と薬学の課程があり,ドイツ医学を中心とした。本科とは別に速成課程としての通学生教場もあった。77年に東京開成学校と合併して東京大学医学部に改編された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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