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渡岸寺(どうがんじ)

滋賀県長浜市にあった寺。天平年間(729~749)建立され,平安初期に最澄が再興。中世以降衰微し,1900年(明治33)近くの向源(こうげん)寺の飛地仏堂とされた。本尊の十一面観音像は平安前期の作で国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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