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踏歌(とうか)

阿良礼走(あらればしり)とも。雑令節日条に正月16日の節会(せちえ)として規定された,男女が足を踏みならして歌い舞う儀式。唐の民間行事である観灯会が日本に導入され,693年(持統7)を初見として定着し,のちに内教坊が主催した。祭が夜間に行われたため風紀上問題とされ,一時は民間の祭が禁止になった。平安中期に14日に男踏歌,16日に女踏歌が行われたが,男踏歌はのち廃絶した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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