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土井利勝(どいとしかつ)

生没 1573~1644.7.10 江戸前期の老中・大老。大炊頭(おおいのかみ)。1579年(天正7)から徳川秀忠に近侍し,以後秀忠第一の出頭人として,とくに元和・寛永期前半には幕閣の中枢で絶大な権勢をふるった。1638年(寛永15)小事に関する出仕を免除されるが,その後も重要政務のたびに徳川家光から諮問をうけた。この間26年に従四位下侍従に叙任。所領も数度の加増をうけて,33年には下総国古河(こが)で16万石余を領した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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