1. 用語
  2. 日本史 -う-
  3. 雲谷等顔(うんこくとうがん)

雲谷等顔(うんこくとうがん)

生没 1547~1618.5.3 桃山時代の画家。雲谷派の祖。名は直治。肥前国能古見城主原直家の次男。父の戦死後,広島城主毛利輝元のお抱え絵師となる。1593年(文禄2)命により雪舟筆「山水長巻」を模写。雪舟の旧跡雲谷庵を復興して雪舟正系を標榜(ひょうぼう)し,雲谷等顔を名のる。雪舟様の形式美を示す水墨山水図を数多く描いた。代表作は88年(天正16)創建の大徳寺黄梅院方丈障壁画。1611年(慶長16)法橋に叙せられる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう