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上杉景勝(うえすぎかげかつ)

生没 1555.11.27~1623.3.20 織豊期~江戸初期の武将・大名。初名顕景。越後国春日山城(現,新潟県上越市)城主,出羽国米沢藩主。上杉謙信の甥ではじめ長尾姓であったが,1575年(天正3)上杉姓と景勝の名乗(なのり)を与えられた。78年謙信の死後,上杉景虎家督を争い,翌年これを破り(御館(おたて)の乱),謙信の後継者として越後を領有。84年豊臣秀吉に従い,以後豊臣政権に協力,のち五大老の一員となった。98年(慶長3)秀吉により陸奥国会津に移封。秀吉の死後,1600年石田三成(みつなり)と連絡して徳川家康と対立したが,関ケ原の戦三成が敗れたため降伏。翌年知行高を大幅に減封され米沢に移る。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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