湾岸戦争(わんがんせんそう)
1990年8月2日イラクのクウェート侵攻を契機として開始された戦争。サダム・フセイン大統領は,イスラエルのアラブ占領地からの撤退をクウェートからのイラク軍撤収の交換条件としたが,アメリカは拒否。翌年1月17日,アメリカを主体とする国連多国籍軍がイラクを攻撃し,イラクの降伏で2月28日戦争は終結した。日本は総額130億ドルの支援を行ったが列国の評価は低く,これを契機として真の国際貢献とはなにかという議論がおきた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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