山室軍平(やまむろぐんぺい)
生没 1872.7.29/8.20~1940.3.13 明治~昭和前期の宗教家。救世軍日本司令官。岡山県の農家に生まれ,上京し活版工のとき路傍伝道を聞き感動し入信。1889年(明治22)新島襄を慕って同志社入学。濃尾地震のとき石井十次(じゅうじ)の孤児救済活動に協力。95年創立まもない救世軍に入隊,1926年(昭和元)日本司令官に就任。娼妓自由廃業・労働紹介所設置・慈善鍋運動・療養所設置など貧民救済や人権保護に尽力した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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