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山中鹿介(やまなかしかのすけ)

生没 1541?~78.7.17 戦国期~織豊期の武将。尼子氏の重臣。実名幸盛(ゆきもり)。1566年(永禄9)尼子氏が毛利氏に滅ぼされると,京都にあった尼子一族の勝久を擁立。勝久とともに尼子氏再興をめざし,69年出雲で,73年(天正元)因幡で活動したが失敗。77年織田信長・豊臣秀吉の支援をえて播磨国上月(こうづき)城に拠ったが,翌年毛利軍に包囲されて落城。勝久は自殺し,鹿介は捕らえられたのち備中国合(あい)の渡(現,岡山県高梁市)で殺害された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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