大和(やまと)
日本海軍の超戦艦。海軍軍縮条約の制限から離脱すると,日本海軍は従来の条約型戦艦を圧倒する超戦艦の建造を計画し,大和を1941年(昭和16)12月18日呉海軍工廠で竣工させた。備砲46cm9門,排水量6.8万トンで史上世界最大の戦艦。戦争中連合艦隊旗艦となり,マリアナ沖海戦・レイテ沖海戦にも参加したが,連合軍の沖縄本島来攻時,海上特攻艦隊旗艦として敵上陸点に突入しようとし,45年4月7日九州南方海上でアメリカ空母機に撃沈された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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