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八幡製鉄所争議(やはたせいてつじょそうぎ)

1920年(大正9)2月に官営八幡製鉄所でおこった争議。2月5日,日本労友会が賃金改善・時間短縮などの要求を提出し,2万人がストライキに突入。浅原健三ら幹部が検挙されて9日に収束。労友会・友愛会・日本坑夫協会の提携がなり,24日ストライキが再発。25日会社はロック・アウトを実施し,3月2日労働側の敗北で収束。争議後かなりの要求が認められた。浅原の著書「鎔鉱炉の火は消えたり」で有名。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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