鎌倉幕府の合議体のうち,得宗の私邸で開催された秘密会議。北条時頼時代の私的秘密会議に源を発し,やがて制度的に整備され,幕府制度として位置づけられた。審議内容は,人事などの重要案件にわたり,本来の最高議決機関である評定(ひょうじょう)の上位に位置。構成員は寄合衆とよばれた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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