刀工の名。古刀期から現代まで同名が多数いる。古刀期の土佐の吉光らのほか,鎌倉後期の京粟田口(あわたぐち)派の藤四郎吉光があげられる。享保期の名物帳は,正宗・江(ごう)(義弘)とともに名物三作とする。御物「一期一振」の刀,重文の薙刀(なぎなた)直し刀(骨喰)などのほかはすべて短刀か剣で,国宝4,重文9がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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