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吉田神社(よしだじんじゃ)

京都市左京区に鎮座。二十二社下社。旧官幣中社。祭神は健御賀豆智(たけみかずち)神・伊波比主(いわいぬし)神・天之子八根(あめのこやね)神・比売(ひめ)神。貞観年間に中納言藤原山蔭により春日四神を勧請したのが創祀と伝えられ,平安京近郊の藤原氏の氏神として信仰された。神職は987年(永延元)から卜部(うらべ)氏(のち吉田氏と称する)が世襲し,室町時代には吉田兼倶(かねとも)が吉田神道を開き,神社を再興。例祭は4月18日(以前は4月中申日・11月中酉日)。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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