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横須賀製鉄所(よこすかせいてつしょ)

フランスの技術援助で建設された江戸幕府の製鉄・造船所。1864年(元治元)幕府の小栗忠順(ただまさ)とフランス公使ロッシュとで立案された。4年間に製鉄所(機械工場)・修船場・造船場・武器庫など,フランスのツーロン軍港を3分の2程度に縮小した設備を,240万ドルの経費で整備する構想。フランス海軍のベルニが首長となって建設にあたったが,設備の大半が未完成のまま明治政府に引き継がれ,海軍工廠の基礎になった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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