郵政省(ゆうせいしょう)
1949年(昭和24)6月逓信省の2省分割により創設された中央官庁。郵政を統轄し,郵政審議会・簡易保険郵便年金審査会・逓信博物館などの付属機関と,地方貯金局(84年地方郵政局に統合)・郵便局などの地方機関をもつ。52年日本電信電話公社(85年民営化)が設立され,その監督および電波監理,放送に関する行政業務を開始。53年新設の国際電信電話の監督を所管に加えた。2001年(平成13)1月,中央省庁再編により自治省・総務庁と統合して総務省となり,郵政事業部門の外局として郵政事業庁となった。2007年に民営化。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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