1. 用語
  2. 世界史 -あ-
  3. アントウェルペン

アントウェルペン

Antwerpen[オランダ],Antwerp[英],Anvers[フランス] ベルギーの都市。13世紀末ブラバント公から自治権を獲得,1315年にはハンザ同盟に加盟。15世紀には羊毛の加工業と貿易によって,ヨーロッパの主要な貿易港として栄え,とりわけイングランドとの結びつきが強く,1531年にはヨーロッパで最初の商品取引所が設立された。オランダ独立戦争の際にスペイン軍の攻撃を受け,85年に陥落し,プロテスタントの商人がアムステルダムに逃れたため,しだいに衰退。1830年のベルギー独立後は,産業革命の進展によって繁栄を取り戻した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう