アレサンドリ・パルマ
Arturo Alessandri Palma 1868~1950 チリの大統領(在任1920~24,25,32~38)。弁護士から1897年自由党下院議員として政界に入り,1920年の大統領選に急進・民主両党および自由党の一部からなる自由同盟から当選した。チリで最初の中間階級主体の政権であった。社会保障,女性参政権などの改革案は議会での反対にあい,24年のクーデタで亡命,翌年復帰した。大統領権限の強化,政教分離などを規定した1925年憲法を制定した。32年大統領に再選されたが,保守派寄りの立場に後退した。58~64年大統領を務めたホルヘ・アレサンドリの父。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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