アレクシオス1世(アレクシオスいっせい)
Alexios ・ 1057頃~1118(在位1081~1118) ビザンツ帝国コムニノス朝の創始者。対外的にはバルカン半島に侵入したノルマン人を撃退し,ドナウ川を越えて侵入したパズィナク族(ペチェネグ)やエーゲ海を荒らしたトゥルクメン族のチャカを撃ち,第1回十字軍を機にセルジューク・トルコに侵略された小アジアから西側沿岸部を回復した。国内では支配階級の再編を意図した爵位改革と貨幣の悪化を阻止した貨幣改革を行った。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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