アルプス山脈(アルプスさんみゃく)
Alps スイス,フランス,ドイツ,イタリア,オーストリアにまたがるヨーロッパの大山脈。ヨーロッパの屋根。最高峰はモンブラン(標高4810m)。中欧,北欧,南欧の境界をなし,50にあまる峠で各地と結ばれる。内ガリア(アルプス以南の北イタリア地方)の征服やハンニバルの侵入によりローマ人の知見のなかに入り,カエサル,ティベリウスの北方遠征後,2世紀までに山越えの道は5本開けた。近代的登山の歴史は19世紀に始まる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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