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アルビジョワ派(アルビジョワは)

Albigeois ワルド派とともに,12~13世紀南フランスにおける二大異端の一つ。アルビ,トゥールーズが中心。マニ教の流れを汲み,善(神,霊魂),悪(悪魔,肉体)の2原理,2創造主の存在を信じ,不殺生,菜食主義,私有財産・結婚の否定など戒律は厳格。トゥールーズ伯をはじめ南フランス諸侯が支持。教皇インノケンティウス3世の要請によるアルビジョワ十字軍(1209~29年)に敗れ,南フランスの王領化が促進された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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