アルジェリア戦争(アルジェリアせんそう)
アルジェリアがフランスからの独立をめざして戦った戦争。社会革命をも伴っているのでアルジェリア革命ともいう。アルジェリア民族解放戦線(FLN)が1954年11月に武装蜂起。ほとんどの政治勢力と圧倒的多数のアルジェリア人の協力を得たこと,アラブ諸国を中心にした国際世論の支持,フランス第四共和政の崩壊(58年)などがあり,ついに62年3月,エヴィアンでド・ゴールのフランス政府と停戦協定に調印,7月独立を宣言した。この戦争は,いわゆる第三勢力の非同盟政策に大きな影響を与えた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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