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アラブ連盟(アラブれんめい)

アラブ諸国の主権擁護,関係強化などをうたうアレクサンドリア議定書にもとづき,1945年エジプト,イラク,サウジアラビアなど7カ国で結成される。現在ではパレスチナを含む21カ国1地域が参加する国際機関になっている。64年からは最高意思決定機関としてアラブ首脳会議が開催される。本部はカイロ(エジプト,イスラエルの和解をきっかけにエジプトが資格停止にされたため,一時期本部もチュニスに移るが,現在はカイロに復帰)。70年代頃までは中東和平などで大きな役割を演じたが,その後イラン‐イラク戦争,湾岸戦争などで加盟国内での対立が顕在化,機能・影響力が大幅に低下している。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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