アラゴン連合王国(アラゴンれんごうおうこく)
1137~1479 バルセロナ伯とアラゴン王女との結婚によって1137年に成立したカタルニャ‐アラゴン同君連合国家。ハイメ1世の治世にマジョルカ島,バレンシアを征服し,レコンキスタを完了すると,13世紀末葉から地中海方面に進出,15世紀中葉までにシチリア,サルデーニャ,ナポリ王国などを版図に加え,地中海全域に及ぶ「海洋帝国」を築き上げた。1479年カスティリャ王国との同君連合を実現,ここにスペイン王国が成立した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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