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アメンヘテプ4世(アメンヘテプよんせい)

Amenhetep ・ (在位前1351頃~前1334頃) エジプト第18王朝の「異端王」。アメン信仰を捨てて唯一神アテンの崇拝を始め,王名をアメンヘテプ(アメン神は満足する)からアクエンアテン(アテン神に有用な者,通称イクナートン)に改名,都をアマルナに移しアケトアテン(アテンの地平線)と命名した。真実と愛とを追求するこの信仰から,エジプト史上例外とされる自然賛歌と特異な美術様式が生まれた。晩年彼の平和政策によってアジア領は失われ,アメン神官団の反撃にあい,国内の混乱のうちに没した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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