Amurru[アッカド],Amorites[英] 早くシリア・パレスチナ地方に移り住んだセム系遊牧民で西方人を意味する。前3千年紀末頃からメソポタミアに侵入し,やがてバビロン第1王朝を建てた。第6代のハンムラビ王の治世は西アジアに古典文明を開花させた。また,アッシュル,マリ,カナーン地方の諸小国なども彼らの支配下に置かれた。なお旧約聖書に記載がみられる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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