アマルナ美術(アマルナびじゅつ)

エジプト史上特異な芸術上の一時期の産物。異端王アメンヘテプ4世(前14世紀)は真実を第一義と考え，伝統を破って動的・写実主義的芸術を奨励した。彼と王妃の肖像，ツタンカーメンの遺品などはその代表である。 (山川 世界史小辞典（改訂新版）, 2011年, 山川出版社)