1551~1602 インド,ムガル帝国の思想家,歴史家,文章家。アーグラーで学者の家に生まれ,詩人の兄とともにアクバルの宮廷に出仕し,そのブレーンとなり,宗教的寛容策を強く支持した。アクバルの下命により歴史書『アクバル・ナーマ』(アクバルの書,2巻)およびその第3巻にあたる『アーイーネ・アクバリー』を執筆。反乱を起こした皇子サリーム(のちのジャハーンギール)側の人物によって暗殺された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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