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アフリカ横断政策(アフリカおうだんせいさく)

アフリカ分割の過程におけるフランスの政策で,西アフリカのセネガルからサハラ砂漠を横断し,東アフリカのジブチ(フランス領ソマリ海岸)との連絡をめざした。フランスは1890年代にサハラ砂漠から赤道アフリカに至る地域の植民地化に成功し,さらに紅海への進出を試みたが,1898年スーダンでのイギリスとの衝突,すなわちファショダ事件で譲歩を余儀なくされ,アフリカ横断政策は挫折した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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