アファーマティブ・アクション
affirmative action 1964年の公民権法以来,アメリカがマイノリティ(少数民族)と女性のために雇用・入学面でとっている積極的差別是正策(内容からすると優遇措置)。68年から白人女性が対象となり,69年には雇用者はマイノリティと女性の雇用数,大学は入学者数を役所に報告する義務を負った。70年代後半から,白人男性に対する逆差別という批判が高まり,90年代にカリフォルニア州とワシントン州では,州民投票によって廃止されている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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