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アニミズム

animism 人間ばかりでなく動植物や無生物も霊魂を持っているという観念。未開宗教の最も基本的な観念の一つであるが,E.B.タイラー(1832~1917)がこれを宗教の起源とみなし,アニミズムから多神教をへて一神教に進化したと論じた仮説は,今日では支持されない。狩猟民にもあるが,農耕民のもとでことに発達。死者崇拝や精霊信仰もアニミズムにもとづくことが多い。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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