イスラーム暦ムハッラム月(第1月)10日のこと。シーア派の十二イマーム派は,イスラーム暦61年(西暦680年)のこの日,ウマイヤ朝の大軍に包囲されイラク中部のカルバラーで戦死した第3代イマーム,フサインの哀悼行事を行う。宗教的感情が高揚するこの行事は,イラン立憲革命やイラン革命の際などに,運動の重要な画期となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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