Agni インドの神。この語は火そのものも意味する。アーリヤ人の火の崇拝から生まれた神で,『リグ・ヴェーダ』ではインドラについで讃歌が多い。祭火に献じられた供物を天の神々に運び,神でありながら地上にいて人間に最も親しい存在。のちのヒンドゥー教では東南の方角をつかさどる神となる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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