1169~1250 クルド系のサラディンがファーティマ朝を倒して樹立したスンナ派王朝。12世紀末から13世紀前半にかけて,エジプト,シリア,パレスチナ,イエメン,上メソポタミアなどを支配した。十字軍に対抗。サラディンの死後,広大な領土は諸子に分割された。エジプトのそれは,マムルーク軍団のクーデタによって滅ぼされた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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