中国同盟会(ちゅうごくどうめいかい)
孫文の率いた革命的政治団体。日露戦争およびその後の世界情勢に刺激されて,中国人の間に革命的機運が高まり,反満興漢運動を続けてきた興中会,華興会,光復会は,1905年東京で中国同盟会(総理は孫文)に発展的解消をとげた。基本綱領として孫文の年来の主張「駆除韃虜(たつりょ),恢復(かいふく)中華,創立民国,平均地権」が掲げられ,数次の武装蜂起の中心勢力となった。機関紙『民報』は青年層に大きな影響を与えた。12年公開政党となる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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