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千島(ちしま)

北海道東北端からカムチャツカ半島最南端に達する23の島からなる列島。1855年日露通好条約により択捉(えとろふ)島とクルップ島との間に国境が設けられたが,75年の樺太(からふと)‐千島交換条約で日本は樺太を放棄する代わりに千島の領有権を得た。この経緯は1956年の日ソ共同宣言交渉の過程で,千島の範囲をめぐって日ソ両国の主張が対立する原因となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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