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焉耆(えんき)

Yanqi 西域の国名。新疆(しんきょう)ウイグル自治区の都市カラシャフル(Qarashahr)の漢語。天山南麓の東西交通の要地として栄えた。住民は小乗仏教を信仰し,トハラ語を用いていた。常に北方遊牧勢力と中国との間に挟まれ,苦しい外交を迫られたが,唐代には安西四鎮(あんせいしちん)の一つとなっている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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