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反トラスト法(はんトラストほう)

Anti-trust Laws アメリカの独占体や企業取引行為を規制,取り締まる政策。19世紀末産業界で独占体が出現し支配力が強まるなかで,1880年代に独占規制をめざす動きが強まり,87年州際通商法で鉄道に対する規制が実現,90年には一般的なシャーマン反トラスト法が成立したが,違法行為の規定が曖昧だった。1914年クレイトン法で違法行為が明確になり,さらに企業行為を全般にわたり取り締まる連邦取引委員会(FTC)が発足,34年には証券取引委員会(SEC)の活動が加わった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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