763/766~809(在位786~809) アッバース朝の第5代カリフ。バルマク家のヤフヤー,および二人の子ファドルおよびジャーファルを重用し,アッバース朝の黄金時代を築いた。また多くの詩人,楽師を保護した。在位中,しばしばアナトリアに遠征し,インド王やフランクのカール大帝と使節,贈り物を交換した。ホラーサーンの反乱の鎮定に向かう途中,トゥースで病没した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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